松雲院 恩田の初連
藩主の三浦侯(大名)が頻繁に寺を訪ねるようになり、家来が初連狐の子を苛めたため、初連は仕返しをする 三浦侯に嫁ぐ花嫁行列に化けて城に入り、床入り前の風呂で正体がばれるまで化け続けた
この失態で三浦侯は他の土地へ左遷され、初連も住職に叱責され、一族もろとも箱根へ移住した
初連は三浦侯が箱根通過の際に警護を買って出て謝罪、明治維新になって恩田の地に戻った
『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.74
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