大浜熊野大神社 菊女の碑
享保3年(1718年)幕府の捕吏に村人多数が暴行を加えた責を負って、加藤友右衛門(名士)は伊豆大島へ流罪となった 妻の菊女(貞女)は熊野大神社でお百度を繰り返し、写経の一部と自筆の手紙を添えて海に流した 伊豆大島にあった友右衛門は海辺で竹筒を拾ったが、それが妻からの手紙であった
報告を受けた役人は奇縁に驚き、幕府は友右衛門を赦免し、故郷へ帰した(夫婦の情愛:美談) 『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.76
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