IPv4
概要
ネットワークに接続される個々のホストを32ビットのIPアドレスによって識別している
理論上は最大で$ 2^{32}(=4,294,967,296≒43億)台のホストを識別できるが、実際に使用できるアドレスは限られている
特別な用途に使用するアドレス
ループバックアドレス 127.0.0.0/8
プライベートアドレス 10.0.0.0/8, 172.16.0.0/12, 192.168.0.0/16
リンクローカルアドレス 169.254.0.0/16
テストネットワーク用アドレス 192.0.2.0/24 , 198.51.100.0/24 , 203.0.113.0/24
マルチキャストアドレス 224.0.0.0/4
"This"ネットワークスアドレス 0.0.0.0/8
IPv4のヘッダ
バージョン
ヘッダ長
パケット生存期間(TTL)
プロトコル番号
発信元IPアドレス
あて先IPアドレス
オプション etc...
問題点
インターネット利用者の爆発的な増加により、IPアドレスの枯渇が現実的な問題となっている
付加的な情報をオプションフィールドに格納するため、ヘッダが可変長となり、IPパケットを中継するルータに負荷が掛かるという問題もある