2020/11/23 Cisco 無線LAN
Ciscoの無線は全く触ったことがないので正直まったくわからない。
買おうにもお金がない。
とりあえず、ネットワークエンジニアとしてを見ながらまとめていく。。
今後どうするかはまた後で考える。
Cisco無線LAN
Ciscoの無線LANには主に2つの種類がある。
・自立型
・集中管理型
自立型はAPとクライアントで構成される、家庭用ルータと同じようなソリューション。
集中管理型は、AP、クライアント、WLCで構成されるソリューション。
ここでは、集中管理型についてメインで確認していく。
集中管理型
集中管理型のAPはAPとしてのみ動作し、無線のやり取り、データの受信時の暗号化と復号化のみ行う。
認証、暗号化、電波出力、ローミング等はWLCが行う。
FlexConnectモード以外では、無線データはWLCを経由する。
また、APの数が多い場合、WLCのみに設定すればいいため楽でもある。
自立型と集中管理型には大きな違いがある。
自立型APではSSIDとVLANをマッピングして、直接SWに接続するに対し、
集中管理型では、APとWLC間はCAPWAPでトンネルを作り、WLCからは
VLANで分かれる形。
・自立型
https://gyazo.com/dc5708a8bfb87ede9de7e238b5c161e9
・集中管理型
https://gyazo.com/58b7938df75ae5656996a1aa659e0d19
WLCとAPの接続方法はIP到達性があれば問題ないため、
直接つなぐもしくは他の機器を経由する方法で問題ない。
しかし、直接接続では、WLCが死ぬとAPも死んでしまうので注意が必要。
CAPWAP(LWAPP)
APとWLCの間ではCAPWAPプロトコルによるトンネルが利用される。
CAPWAPはLWAPPを基にしているため、LWAPPを理解していれば良い。
LWAPPとは
Lightweight Access Point Protocol
LWAPPはWLCとAPの間をカプセル化してやりとりする。
主に2種類のトラフィックがある。
・LWAPP制御メッセージ
・LWAPPデータ
制御メッセージは暗号化されるが、データは暗号化されない。
LWAPPデータではUDPの1024(送信元),12222(宛先)
LWAPP制御メッセージではUDPの1024(送信元),12223(宛先)
が利用される。
LWAPPの流れ
table:APの状態流れ
Discovery APがWLCを探す状態
Join APがWLCとLWAPPトンネルを貼ることができた状態
Config APがWLCから設定をダウンロードしている状態
Run APが正常に動作している状態
Image Data WLCからOSをダウンロードしている状態
Reset APがステートを初期化している状態
https://gyazo.com/de8d972633273635e60052a79570e6de
WLCとAPが正常に通信できるようになった後、
30秒毎にハートビーツを送信し、死活管理を行う。
これに対してWLCはAckを返す。
APがAckを受信できない場合は1秒間隔で5回再送信する。
そこで疎通できなかった場合は障害と判断されて別のWLCを探す。