2020/05/04 自作アラート(Zabbix) 1 監視設定
監視ソフトというものを試すためにZabbixをインストールしてみた。
インストール方法などはネットワーク関連のページに。
Zabbixのインストールが完了し、家にあるRaspberry Piをエージェントとして監視対象に設定した。
監視対象の追加
今回はRaspberry Piにエージェントを追加し、エージェント監視を行う。
エージェントのインストール
ラズパイのOSはrasbianを利用している。
sudo wget Https://repo.zabbix.com/zabbix/4.0/rasbian/pool/main/z/zabbix-release/zabbix-release_4.0-2+stretch_all.deb
apt install zabbix-release_4.0-2+stretch_all.deb
code:/etc/zabbix/zabbixagentd.conf
Server = <zabbixサーバIP>
ServerActive = <zabbixサーバIP>
Hostname = <host名>
サービス起動
systemctl start zabbix-agent
systemctl enable zabbix-agent
ZabbixGUI設定
監視対象に設定する方法はZabbixトップページから、設定タブのホストを選択
右上のホストの作成をクリック
https://gyazo.com/c7dadd455d3ffb4f3701ddbc223ae0e0
このような画面になったら、エージェントのインターフェースにエージェントにするマシンのIPアドレスを入力
次に、テンプレートタグからテンプレートを追加。
今回はラズパイなので、Template OS Linuxを追加する。
https://gyazo.com/2545fa8321adeb1e874a100513e6d721
追加し、正常にエージェントと通信ができると
https://gyazo.com/5de763c30f9500f8e1be45aeb17a6343
このように緑の表示が現れる。
赤く表示される場合は、正常に通信が行われていない。
サービスが起動しているか、ファイアウォールで遮断されていないかを確認。
Web監視の設定
テンプレートを選択したため、接続が途切れると障害として通知される。
他にもWebページを監視することもできる。
前回の記事で作成した、温度を監視するページのレスポンスコードが200番以外だった場合障害とする設定を入れてみる。
監視ページ↓
https://gyazo.com/37726309995fe08c39d5392bbd355964
まずは、Web監視の設定を入れる。
ホストからZabbixサーバのWebをクリックし、右上のWebシナリオをクリック。
https://gyazo.com/e063a30b4ecc7e2a18fd317a87eb71d5
このようなページになるので、
監視間隔を好みの時間に。
次に、ステップタブを選択
https://gyazo.com/ab3d12e8458819678083b5848d6f401f
このような画面になったら、URLに監視したいURLを入力する。
POSTはログインチェックなどを行う場合にフィールドを設定することもできる。
設定を完了すると、Web監視が行われる。
メインページ監視データタブのWebを選択する。
https://gyazo.com/9506f5af6086ffb99c16a6f5a07e868c
実際に設定したあとはこのようにグラフ化される。
レスポンスコードが200OK担っていることがわかる。
トリガーの設定
次にトリガーを設定する。
トリガーは、取得した情報をもとに障害としてアクションを実行させる。
上で設定した、Web監視から得たレスポンスコードが200ではなかったときに、障害とする設定を行う。
設定タブのホストからZabbixサーバのトリガーをクリック。
https://gyazo.com/19b828bb123114bc3f53964cd6f727b0
このような設定が行われている。
新たにトリガーを作成するので、右上のトリガーの作成。
名前を入力し、深刻度も設定。
条件式の追加で、アイテムを設定する。
先程設定した、Web監視の項目があるので、レスポンスコードが200以外 <>200
になるように設定する。
下の画像では、ZabbixサーバのWebGUIを設定している。
https://gyazo.com/ae8e8abfd5c656799856ec1bff753429
これを設定完了すると、レスポンスコードが200以外だったときに障害として通知される。
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