フィラメントの乾燥方法
フィラメントは湿気に弱い!
なんかフィラメントがポキポキ折れる... 印刷物がやけに糸引いてる...
その症状、吸湿です。フィラメントは湿気を吸って劣化します。
特別神経質になるほどでもありませんが、湿気によりパフォーマンスと寿命は確実に低下します。普段から対策して楽しい3DPライフを!
対策
Q:普段はどうすればいいの?
A:乾燥庫に入れる
梅雨時期に野ざらしで置くと、2週間程でダメになることもあります。保管庫なら湿度35%なのでかなり持ちます。私物のフィラメントも置けます。名前を記入したうえで使用してください。
Q:家で長期間保存したい!
A:アルミ蒸着袋+シリカゲル+缶で保管
2~3ヵ月ならセリアに売ってるプラの真空袋でもいけます。年単位なら米やコーヒー豆用のアルミ袋をおすすめします。
大量な場合、私物の長期保管はこちらでは対応しきれません。自宅で保管しましょう。
Q:湿気を吸ってしまった
A:乾燥させましょう。ある程度復活します
時間はかかりますが大幅に改善します。スクエアでできる二つを紹介します
使い方はリンクから。
Q:印刷時は?
A:心配なら乾燥させましょう
フィラメントが湿気ていない、もしくは梅雨以外のPLA印刷の場合正直いらないです。梅雨時期の長時間印刷などで使いましょう。ただし、TPUやPC等湿気に弱い樹脂を使う際は必ず乾燥させましょう。
Q:それでも糸引くんだけど?
A:原因はフィラメントだけではないかもしれません
フィラメントの他にもスライサーの設定やノズルの劣化などが原因になります。準備中のページを参照して問題を解決してください。