アクキーデータ作成(Inkscape)
利用するデータ
テンプレートを開く
Inkscapeで、ダウンロードしたファイル "LC950用.svg" もしくは "Trotec用.svg" を開く。
→以下の画面になることを確認
・LC950の場合
https://scrapbox.io/files/667ea616d40c47001de173b9.png
・Trotecの場合
https://scrapbox.io/files/667e92957937c9001d107b03.png
画像の挿入
注意点
挿入する画像は背景透過されている画像を使用してください。とくにキャラクター等の画像だと白い部分が上手く印刷できない場合があります。
今回は透過されていない画像で行っているため、白部分は実際に作った際に一切着色されません。
アクキーにしたい画像をコピー&ペースト (Ctrl+C → Ctrl+V) もしくはドラッグアンドドロップでInkscapeに挿入
https://scrapbox.io/files/667ea69cf3d80d001d89ece9.png
ここで、可能な限りオレンジ印の内側よりなるべく右下に配置する。
https://scrapbox.io/files/667ea6b601aa56001d0a299e.png
また、レイヤーは11_Colorの下に設定してください。
画像トレース
特色(透過防止の白インク)やレーザー加工用に画像のトレースを行う。
ツールバーの「パス」→「ビットマップのトレース」をクリック
https://scrapbox.io/files/667ea6e3a56e39001d6224bb.png
画像をクリック、右のプレビュー画面に表示される。
https://scrapbox.io/files/667ea731806f1e001d2dbd86.png
上から「単一スキャン」、「明るさの境界」にセット
しきい値や詳細の値を、画像全体が黒に埋まるように調整する
確認したい場合は右下の適用をクリック、やり直したい場合はCtrl+Z
適用で作成された"path〇"のレイヤーを "12_white"に移動
レイヤーの順番によっては作成したパスが隠れるので見たい場合は"12_white"を上に変更
https://scrapbox.io/files/667ea7486ccb90001cfb003c.png
レーザー加工用のエッジパスを作成
whiteレイヤーに移動したパスを複製、"21_cutting"に移動
https://scrapbox.io/files/667ea769ed2907001d10acb8.png
https://scrapbox.io/files/667ea79fae0721001dc1bbdd.png
右のレイヤーとオブジェクトで複製&移動したパスを右クリック、「フィル/ストローク」を選択する
フィルを「×」に設定、ストロークの塗りを赤 (R:255, G:0, B:0) に設定
ストロークのスタイルで幅を0.2~1.0に設定(見やすさのため)
確認したい場合は「21_Cutting」のレイヤーごと上に移動
https://scrapbox.io/files/667ea7d97016db001c864599.png
「編集」→「環境設定」をクリック
「ふるまい」→「変化量」の中の「インセット/アウトセット量」で画像とアクキーの輪郭の間隔を設定(今回は4mm)に設定
https://scrapbox.io/files/667e9cdf63882a001dd466ba.png
赤線のパスを選んだ状態で、ツールバーの「パス」→「アウトセット」をクリック
https://scrapbox.io/files/667ea7f2c9d08e001ce8aede.png
パスをダブルクリック、必要ない点を左クリックし、deleteキーで削除
before
https://scrapbox.io/files/667ea8060fc209001dcc06c5.png
after
https://scrapbox.io/files/667ea817d162c2001da9f60b.png
この時点で、赤線はアクキー作成時のカット線となる
データ出力