1-7 人間の不完全さを受け入れる
from エンジニアリング組織論への招待
要約
人間の不確実性はコミュニケーションの不確実性から来ており、組織ではそれを加速させる要因が主に2つある
情報の非対称性:同じ目的をもった集団の中で、片方が知っていて片方が知らない、という情報の偏りがある状態
限定合理性:人間には認知できる限度があり、個人にとって最適な行動が全体にとって最適とは限らないこと
この2つが揃うと、双方が悪意なく合理的に振る舞っただけなのに対立が起きる
問い: 人間の不完全さとはなにか
情報の非対称性と限定合理性の2つ、と答えた
ただしこの2つは本文では「組織における人間の不完全さを加速させる」もの=増幅装置の側であり、不完全さそのものではない
不完全さそのものは冒頭の3つ(論理的思考の盲点/経験主義と仮説思考/全体論とシステム思考)が「パッチをあてる」対象として書かれている側