親しかりしもうとくなり
人の心のうつろいやすさ
仮名序の一節より
世にわび、親しかりしもうとくなり
荷田春満
の
古今集序釈
によると
在原行平
の歌を引いた一文であるようだ
これは「わび」部分の話かも
わびぬれば身を浮き草のねをたへて誘ふ水あらばいなむとぞ思ふ
わくらばにとふ人あらば
須磨の浦
にもしほたれつつわぶと答へよ
流罪
なので人が皆
疎遠
になる
とおき一人と君もなりなむ
の歌も似た心がある
2023-03-17
2022-08-01
14:54