源氏供養
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源氏供養(げんじくよう)とは、源氏物語およびその作者紫式部を供養するという、日本の中世に見られた文化である。 また、それを題材にした「源氏供養」という題の作品が、能を始め、いくつかある。
前段、安居院法印の名のりから石山寺への道行き、紫式部の霊との出会いがあり、石山寺門前の者との問答ののち後段にうつる。法印が石山寺の境内で源氏物語の供養をしていると、紫式部がありし日の姿で現れる。供養によって紫式部が観世音菩薩の化身であったとあかされ能は終る。序の舞は舞われず、源氏物語を読み込んだ長大な「クセ」があるという、三番目物としては異例な形をとる。