榎本其角
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宝井其角（『國文学名家肖像集』宝井其角 - Wikipediaより）
Wikipediaでは宝井姓
1661－1707　江戸時代前期の俳人。
寛文元年7月17日生まれ。竹下東順の子。松尾芭蕉の高弟。延宝のはじめ入門。天和(てんな)3年蕉風の一時期を画する「みなしくり」を編集。元禄7年大坂で芭蕉の死にたちあい,追善集「枯尾花」を刊行。のち洒落風とよばれる都会的な俳諧(はいかい)をおしすすめた。宝永4年2月30日死去。47歳。江戸出身。姓はのち宝井。名は侃憲。別号に晋子,宝晋斎,螺舎,狂雷堂など。著作に「雑談(ぞうだん)集」など。
【格言など】灌仏(かんぶつ)や墓にむかへる独言(ひとりごと)(「蕉門名家句集」)榎本其角とは - コトバンク
蕉門十哲のひとり
酒好き
かたつぶり酒の肴に這はせけり
追善集の枯尾花というタイトルは何によるのか
ともかくもならでや雪の枯尾花という芭蕉の句によるのだろうか
http://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/basho/tanpen/kareoban.htm
洒落風に代表される江戸情緒を利かせた俳味が特徴
鐘ひとつ売れぬ日はなし江戸の春
作品
切られたる夢は誠か蚤の跡
蚊柱に夢の浮橋かゝるなり
夏の夜は夢の浮橋とだえして峰にわかるる横雲の空が由来か
傘に塒貸さうよ濡れ燕
塒(ねぐら)
此の木戸や錠の閉されて冬の月
2022-10-16 12:01
21-08-20 21:11