引歌
物語の中に、ふるき歌をたゞ一句ばかり引出て。事の余韻をいみじく聞せたる。その
本歌
を昔より引歌といひならへり。
萩原広道
『源氏物語評釈』
、引歌の事
本居豊穎 等校『国文註釈全書』第1編,皇学書院,大正2. 国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/pid/935764/1/28
(参照 2023-06-12)
たとえば「朧月夜に似るものぞなき」という一節のこと
照りもせず曇りもはてぬ春の夜の朧月夜にしくものぞなき
2023-06-12
22:44