『和泉式部日記』
和泉式部
の
日記
長保
五年(1003)初夏から始まる
夢よりもはかなき世の中を、嘆きわびつつ明かしくらすほどに、……
登場人物
和泉式部側
和泉式部
帥宮側
帥宮
(
敦道親王
)
右近の尉
小舎人童
元故宮に仕えていたが、今は帥宮の元に参上している
故宮
(
為尊親王
)
長保四年に亡くなっている。和泉式部はその思い出を引きずり茫然としているところから始まる
帥宮は同母弟。