教育と愛国
https://www.youtube.com/watch?v=44jHw7AbjFg
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公開 2022/5/13
教科書が政治圧力で書き換えられていく様を追った大阪のMBS制作のドキュメンタリー。
小学校の道徳の教科書で町のパン屋が伝統にそぐわないとか言うイチャモンで和菓子屋に修正させられたとか言うアレとか、従軍慰安婦や強制連行といったワードの検閲とか。
歴史研究の蓄積よりも一部政治家の歴史観とその周辺の通説が重要視される異常さとか、直接修正内容を提示しない事で出版社の自主的な修正であるとして「圧力」はかけていないと言い張る文科省のやり方とか、こうした教育の目的を問われた育鵬社の教科書を監修する伊藤隆と映画のディレクターとのやりとり(「(こうした教育は)正しい日本人を育てるため」「…正しい日本人とは?」「左翼ではない人間」)とか、いろいろグロくて観終わってからぐったりしてしまった。
アリ・アスターの映画とか好きな人も見るといいのでは。