冨樫義博展
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会期 2022/10/28 ~ 2023/1/9
知り合いのRさんが友達と一緒に申し込んだらば、どちらも当たってしまってチケットがダブついちゃったので、という事で譲っていただき、六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーでやってるこちらの展示に行ってきた。入場待機列で同じくチケットを譲り受けたK君と特に一緒に見ようとも言ってなかったがばったり会ったので合流して入場。
キャリア総ざらいで色んなものが見られるのかなと思ったら、原画とちょっとしたメモだけのシンプルな展示だなというのが正直な感想で、幽遊白書の連載が直撃していた世代でもあるので勝手に多少なりとも思い入れのある漫画家であるような気がしていたけど、いざ展示を前にしてみるとびっくりするくらい思い入れが無いことに気がついて、観ながら若干醒めた気持ちになってしまった。
井上雄彦なんかもそんな気がしているけど、ジャンプのこの時期の人達は、80年代から90年代にかけての少年漫画の絵柄のテンプレっぽい絵からそれぞれの絵になっていく様が作品の中に残っているのが面白いなと思う。
あとは大ゴマの決め絵で形がとれてなくても結構勢いで押し切ってしまう割り切りの良さとか。
最後、展示を観終えて物販エリアをのぞいたら列も長くてだるいので何も買わずに出ようと思ったら、物販エリアに入るのは既定ルートみたいになっており、わざわざスタッフの人に声を掛けないと出られないように作りになっているのがまあまあ衝撃だった。グッズ買ってこそ展覧会っしょっていう圧。