偶然の聖地
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発行 2021/9/15 (文庫版) / 2019/4/25 (単行本)
これまで読んできた本文そのものが登場人物によって書き換えられたものだったのではという不穏さだったり、どうでもいい事まで補助線を伸ばされた注釈によって、フィクションである本文と現実の作者の体験がつながってる感覚がとても面白かった。
あっちを直せばこっちに不具合が起きるというのも込みで世界そのものがバグだらけだよなという構え方は結構励まされるような気もする。
またプログラマーの書いたSFが面白かったパターン。宮内悠介の本は他にも読んでみたい。