チャーリーズ・エンジェル（2019）

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公開年 : 2019年

監督 : エリザベス・バンクス

制作会社 : Columbia Pictures, Perfect World Pictures, 2.0 Entertainment, Brownstone Productions, Cantillon Company

上映時間 : 119分

言われているほど良くも悪くもなく、DVDスルーになってるのをどれどれって感じで見てみたら思いの外面白くて「こりゃ当たり引いたわ」ってなるくらいの良さ。

OPとかの過去作のお約束的な演出が無いのは特に気にならなかった。

社会的なメッセージを盛り込むのは良いけど、セリフで過去の体験などを語ったりしてそれを済ます事が多くて、進行しているストーリー上のクエストやアクションにあまり関わっているように見えないのは残念だった。

冗談みたいに軽いノリで男の登場人物を殺したりするのであれば、もっと男を悪く描いたり、女の人が男に踏みにじられる様を描写しても良かったんじゃないかとも思う。

でもそれをこのシリーズのコメディタッチのトーンの中でやるのって難しいんだろうか。

と思ったけど、エレーナに対するフレミングの振る舞いがそれか。

でもフレミング個人のキャラクターの問題に矮小化されてしまっていて、制度や慣習、構造上の問題に触れている感じがあまりしてこないのが問題なのかも知れない。こういう問題提起にズレの起きやすいのがコメディのトーンでやる時の難しさなのかも。

まあそれはともかく、クリステン・スチュワートとエラ・バリンスカがずっとかっこいいので。

Independent woman みたいなテーマ曲は欲しい。