グレート・ウォーリアーズ / 欲望の剣
https://www.youtube.com/watch?v=3djxsIb9KHc
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公開 1985/8/30
上映時間 126分
学生の頃に知ってDVDとかを借りようとしてもなかなか見当たらず、ほったらかしていた映画がU-NEXTにあるじゃんかということでようやくみたバーホーベン映画。
モラルなんてものが形成される前の時代の、善悪の境目も曖昧で、全く取り繕っていない「This is 中世」みたいな描写がてんこ盛りでめちゃめちゃ楽しかった。
ヒロインであるところのジェニファー・ジェイソン・リー演じるアグネスを、ルトガー・ハウアー演じる主人公のマーチンが犯す場面があるのだけど、そもそも主人公がほぼほぼレイプみたいなことヒロインに対してするのも大概なのに、周りのみんながアグネスを神輿みたいに担いだりしており、ひどくて素朴に唖然としてしまう。
一昔前の言葉で言えばエログロナンセンスみたいなやつなのに、展開も早くて終わり方にいたるまでなんだかあまりに清々しいので元気が出る。
バーホーベン繋がりだって事で、その後『ロボコップ』『氷の微笑』なんかも改めてみたのだけど、これの後では正直物足りなくなってしまって、早く『ベネデッタ』がみたくなった。