『魔法の世紀』
落合陽一
目次
まえがき
第1章 魔法をひもとくコンピュータヒストリー
魔術化する世界
コンピュータを〝メディア化”したアラン・ケイ
早すぎた魔法使いと世界を変えた 4 人の弟子
アイバン・サザランド
クロード・シャノンの弟子
4人の弟子
とりわけ、当時のユタ大学でサザランドが指導に関わった学生たちからは、アプリケーションユースの歴史に名を残した人々が何人も登場しました。  その中でも、Netscape創始者のジェームズ・クラーク[写真 7]、〝パソコンの父”アラン・ケイ[写真 8]、Adobe創業者ジョン・ワーノック[写真 9]、Pixar創業者エド・キャットムル[写真 10]の4人は代表格と言えるでしょう。
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アラン・ケイ
ジェームズ・クラーク
ジョン・ワーノック
エド・キャットムル
ユビキタスコンピューティングへの回帰
第2章 心を動かす計算機
なぜ僕は「文脈のアート」を作るのをやめたのか
メディアアートの歴史を考える
アートがテクノロジーと融合する
コンテンポラリーアートの背景にある「映像の世紀」
「原理のゲーム」としての芸術
コラム:「メディアアート」としての「キャメロン映像」
第3章 イシュードリブンの時代
プラットフォーム共有圧への抵抗
新しいことをするために
なぜイシュードリブンの時代なのか
コラム:人工知能は我々の世界認識を変えるか
第4章 新しい表層/深層
デザインの重要性
デザイナーの誕生――バウハウスの産声
表層と深層を繋ぐもの
表層と深層の再接続がもたらすもの
第5章 コンピューテーショナル・フィールド
メディアの歴史
「魔法の世紀」における「動」の記述
コンピューテーショナル・フィールド
コラム:計算機にアップデートされる美的感覚
第6章 デジタルネイチャー
「人間中心主義」を超えたメディア
コード化する自然:デジタルネイチャー
場によって記述されるモノ
エーテルから生成されるモノ
魔法の世紀へ
あとがき