『勉強の哲学』
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目次
第一章 勉強と言語──言語偏重の人になる
勉強とは、自己破壊である
自由になる、可能性の余地を開く
目的、環境のコード、ノリ
自分は環境のノリに乗っ取られている
自分とは、他者によって構築されたものである
言語の他者性、言語的なヴァーチャル・リアリティ
二つのノリがぶつかる狭間から、言語の世界へ
言語の不透明性
道具的/玩具的な言語使用
自分を言語的にバラす
深く勉強するとは、言語偏重の人になることである
第二章 アイロニー、ユーモア、ナンセンス
自由の余地は、「浮いた」語りに宿る
ツッコミ=アイロニーとボケ=ユーモアで思考する
コードの不確定性
わざとの自己ツッコミと自己ボケ
コードの転覆
ナンセンスという第三の極
会話を深めるアイロニー
アイロニーの過剰──超コード化による脱コード化
新しい見方を持ち込むユーモア
ユーモアの過剰──コード変換による脱コード化
もうひとつのユーモア──不必要に細かい話
「享楽的こだわり」と「非意味的形態」
アイロニーからユーモアへ
享楽のノリが究極のノリである
名づけの原場面──新たに言葉に出会い直す
第三章 決断ではなく中断
現状把握から問題化へ、キーワード出しへ
キーワードを専門分野に当てはめる
発想法としてのアイロニーとユーモア、追究型と連想型
勉強のきりのなさ
考えて比較をする
アイロニーから決断主義へ
比較の中断
こだわりの変化
欲望年表をつくる
メインの欲望年表──千葉雅也の場合
サブの欲望年表
メインの年表とサブの年表をつなげる
来たるべきバカへ
第四章 勉強を有限化する技術
専門分野に入門する
読書は完璧にはできない
入門書を読む
教師は有限化の装置である
専門書と一般書
信頼性、学問の世界
読書の技術──テクスト内在的に読む
二項対立を把握する
言語のアマ・モードとプロ・モード
ノート術──勉強のタイムライン
書く技術──横断的に発想する
アウトライナーと有限性
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