書影『現実性の問題』(筑摩書房)2020年8月8日刊行
現実性こそ神である
――このテーゼは果たして何を意味するのか?
世界の在り方をめぐる
哲学的探究、
その最高到達点
筑摩書房創業80周年記念出版
定価(本体価格3200円+税)
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紀伊國屋書店
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飯盛さんから「『現実性の問題』の装丁、シンプルで美しい!
入不二さんのテキストから受ける、無駄のないクリアな文で思考が展開されていく印象と、すごくマッチしている感じがする」と言ってもらえました。ここから、別丁扉の「崩れ」「乱れ」と繋がり、カバーを外したときの表紙も見て欲しいです。
こういうコメントもあったので、私も応答。
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MI@inumra
なぜタイトルと著者のフォントサイズがほとんど(多分)同じなんだろう。けっこう奇妙な装丁である。
しかも高さそろえて同一のフォント。ミニマルさにみんな興味を示しているが、むしろ今言ったようなことの方が印象として最初に来るだろう。
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そうなのです。書名と著者名が同じ水準になっているのは、なかなかないでしょう。著者名もまたデザインと化しているとも言えます。
「「現実性こそ神である」スピノザを彷彿とさせるテーゼ。『エチカ』にそのまま”Nihil aliud est realitas quam Deus.”なんて書いてありそうだ」(@YJR400)というコメントを受けて、私は「本書の造語を生かすならば、"Nihil aliud est actu-re-alitas quam Deus."となります」とリプライした。
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装幀と目次の紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=bJvnoF6ASVA