EU・DSAのODS
EUのDSA(Digital Services Act)**には、ODS(Out-of-court Dispute Settlement:裁判外紛争解決)という制度。
Out-of-court dispute settlement bodies under the Digital Services Act (DSA) | Shaping Europe’s digital future
https://digital-strategy.ec.europa.eu/en/policies/dsa-out-court-dispute-settlement?utm_source=chatgpt.com
民間プラットフォームの意思決定に対する「行政認証ADR」という新しいモデルであること
オンライン紛争を前提とした制度設計であること
AIによるモデレーションの誤判定を第三者がチェックする仕組みを制度化したこと
判決ではなく、行政監督・プラットフォーム・ADRを組み合わせたハイブリッド型ガバナンスの一例であること
そこでEUは、
「まず企業が説明責任を果たし、それを独立ADRがチェックし、その制度全体を行政が監督し、最後だけ裁判所が担う」
という多層構造を採用しました。
プラットフォームが内部救済を提供する(民間による自己規律)
認証ODS機関が第三者のチェックを行う(ADR)
行政がODS機関を認証・監督し、プラットフォームの制度運営を監督する(公的規制)
裁判所が最終的な司法救済を担う(司法)
国家がすべてを直接規制するのでもなく、企業の自主規制に全面的に委ねるのでもない、「規制された自己規律(regulated self-regulation)」あるいは「共同規制(co-regulation)」と呼ばれる現代的なガバナンスの考え方に近い
2026/7/18
#EU #プラットフォーム #ADR