エリートの組織文化
謙虚で勤勉で誠実なタイプAと、傲慢で卑屈で詭弁的で差別主義者のタイプBがいる。
タイプAは人気があり、タイプBは嫌われている。
しかし、詳しく見ればタイプAの人物の中にも、傲慢さや差別主義的な側面はある。
逆にタイプBの中にも、謙虚さ、誠実さ、勤勉さは埋まっている。
大切なことは、組織の中で成長し、成熟し、タイプA的な人物になりたいと組織のメンバーが共有することだと思う。
しかし、組織というものはしばしば、タイプB的な人物を出世させてしまう。
そうすると組織は劣化する。
そうならないため、あるいは、そういう傾向を食い止めるためには、風穴を開けて、風通しを良くすることだと思う。
閉鎖的な組織文化をいかに克服するか。その団体の独立性を尊重しつつ、アカウンタビリティーを果たしてもらえるようにデザインするにはどのようにするのがよいのか?
多様なメンバーに安全な場を確保すること。
安全な対話の場を設けること。
ルールがフェアに運営されていること。
個人のインセンティブと組織の成果がリンクしていること。
2024/11/7