中観
中観派 - Wikipedia
中観派(ちゅうがんは、梵: माध्यमिक, Mādhyamika1, マーディヤミカ)は、インド大乗仏教において、瑜伽行派(唯識派)と並ぶ2大学派のひとつ2。龍樹(りゅうじゅ、Nāgārjuna, ナーガールジュナ、150年 - 250年頃)3を祖師とし4、その著作『中論』などを基本典籍とする学派24。『中論』を根底として般若空観を宣揚した5。縁起と空の思想を説き4、中(madhyama) もしくは中道 (madhyamā pratipat) の立場を重んじる6。