組織でナレマネを継続する
本当に大事なナレッジは意識しないと共有されない
エンジニアの場合
「ソフトウェア」の作り方が「コード」に書かれている
「コード」の作り方やボツ案は作業者の脳内に残されたまま
企画職の場合
「企画」の進め方/やり方が「企画書」に書かれている
「企画書」の作り方やボツ案は企画者の脳内に残されたまま
ちょっと高度な運用業務の場合
「仕事」の進め方/やり方は「作業手順書/フォーマット」に書かれている
「作業手順書/フォーマット」外のアドリブ対応は過去対応者の脳内に残されたまま
あんなに苦労した「ビジネスメールの作成」も、5年経てば「何を苦労していたのか」は覚えてない
sawachin.iconは会社で「新卒1年目あるあるなミスを見て、こいつはダメだ」と失望している人を何度か見た あなたも1年目の時にやってます。
人間誰しも「できなかった頃の記憶」は恥ずかしく、覚えていたくないもの
できる人にとって「工夫したこと」「成功に必要なこと」が山ほどあって話しにくい
だから、うまくいかない原因は千差万別
あなたがうまく仕事ができない原因が数十あって、
原因同士が絡み合っていて紐解きにくい…なんてよくあること
ナレッジは
「初心者の気持ちも考えて、丁寧に教え,導ける人」がたまにいるがこれは例外
このケースを前提に「ナレッジマネジメント」を考えてはいけない
破綻する
続かない
ナレマネが必要な組織ほど、「ナレマネに時間を割く」のがやりにくい
ナレマネが必要なとき、ナレッジを持っている人は絶対忙しい
忙しいから人を増やしたい場合
新しい人にナレッジを共有したい
でも忙しい
仕事が「できる人」に集中している場合
他の人でもできるようにナレッジを共有したい
でも「できる人」の時間は忙しい
1.icon 質問,雑談がなんでも出てくるようにする
具体的にやっていること
なんでも質問,話ができる人間関係
「時間余っているし…なんか喋ろう」と思えるタイミング
2.icon「重要だけど、緊急度が低い」ものに取り掛かる時間を抑える
具体的にやっていること
一緒に「活動報告」「ナレッジ」を言語化する時間(週次MTGの最後10分)
3.icon言語化/ナレッジ化を属人化しない
具体的にやっていること
「忙しい人のナレッジ」はMTGで言語化する(=周囲がインタビューする)
「言語化が苦手な人のナレッジ」もMTGで言語化する