思考力
言葉の定義
一次情報
分析
学びや気付きをシェアしてくださいと言われたらこのこと 想像力
まだ起こっていないことや経験してないことを「こうなるんじゃないか?」とシミュレーションすること
いわゆる具体化
想像ができるから選ぶことができる
A,B,Cと選択肢があったときに、「Aを選べば望む結果に繋がりそう」と想像ができる
「一次情報の取得」と「分析」のそれぞれが不十分だと、想像力が乏しくなる
一次情報が少ないと
具体化できない
因果関係/法則が合ってるか?を検証できない
シミュレーション結果がその通りに起こらない
分析が不十分だと
因果関係/法則を当てちゃいけないケースに当ててしまう
逆に当てた方が良いケースにあてないでしまう
問題設定
観察と分析と想像を通して、目指すゴールと、そこに辿り着くために解くべき問題を明らかにすること
問題解決
明らかになった問題を、どうにかして解決すること
この定義のポイント
思考力を「問題設定/問題解決のための能力」と定義している
思考を「分析」と「想像」の2ステップに分けている
抽象化・具体化という言葉を使っていない
メッセージ
このフレームワークで自分の思考の弱いところが見える
あえて過剰に抽象化する
分析結果というハンマーを持ったら、釘に見えなくても、打ってみる
工夫して、とにかく打つ
返ってくる反応を見て分析する
分析結果に合わせて抽象度を下げていく
一次情報や分析結果を一見関係がない領域にどうにか活用する
「全てに因果関係がある(理由がある)」というスタンス
違いがあるならば、
その違いが、次に違いを生むかもしれないし、生まないかもしれない(A)
違いを生まないならば気にしなくて良い。同じとして扱う
違いを生んでも、影響が小さくて無視できるなら気にしなくて良い。同じとして扱う
その要素/要因にも必ず違いがある(B)
全く要素/要因が同じならば、必ず同じ結果になる
A,Bのどちらかで分類すると価値がある
同じものとして扱えるから、
考えるパターンが減らせる。
問題が簡潔になる
同じシミュレーションでいける
他の要素で代替できるので、リソース調達が簡単になる
分析では違いとつながりに注目する
分析やシミュレーションより先に感情がある
「なぜ?」が大事
知りたいという純粋な好奇心
思い通りにならなかったことへのイラつき
「なぜ?」が生まれる条件
「結果に想像がついて、その結果で満足できる」場合、「なぜ?」と思わない
例えば…
自分に影響を及ぼさないと思っている話において「なぜ?」と感じる人はすごく少ない
「へーそうなんだ」「ふーん」で終わる
影響を及ぼしても、想像がつく場合「なぜ?」と感じない
知っても意味がないと思うと「なぜ?」と感じない
よくあるのが会社ルール
子供の頃は「なぜ?なぜ?」と聞く
好奇心がある
人間としては「自分を取り巻く環境の因果関係がわからないと予測不能で生存が危ぶまれるから」なんだと思ってる
「なぜ?」と思っても解消されないことが続くと、知的好奇心が強化されず、「なぜ?」を考えなくなる
「自分はこう生きていけば安泰だ」と見えてきたら、関係ない領域のことは「なぜ?」と思わなくなる
思考を鍛えるならば、まず「なぜ?」という気持ちを生み出すべし
ストレッチゾーンにいるとよく出てくる
危機感が煽られていると良い
「この避けたい状況は繰り返し起こる」と思っておく
今回は凌げば良い、我慢すれば良いと思っていると考えない
「なぜ?」を中心に観察・分析・想像を鍛える
ここがコーチの腕の見せ所
「なぜ?」を生み出すように情報提供する
ロールモデルを見せたり、キャリアステップを提示したり
「ここまで行きたい」と思う。
「なぜ?」と考えてしまう状況を作る
問題解決につながるように、問いかけていく
問いかけを通して、本人の言葉を紡ぐ
本人の言葉を用いて「問題設定」「問題解決」を描く
こうすると問題解決を「本人主体で」行うことができる
2,3回繰り返すと思考の一連の流れが体に染み込む
状況が悪いときに「どのアクションを取ると解決に向かうか」が考えられるようになる
問題の複雑さに比例して分析力や観察力が上がる
逆はほぼない
逆の場合「よく考えてる人なんだけど、仕事で成果出ない」ってなる
周囲は「なぜ?」を育んでいく
「解決」ではなく「問題解決力の向上」を狙う
ビジネス知識はビジネス知識で説明しない
大事なのは「それ大事にせなあかんわ」という肌感覚を持つこと
肌感覚は「実際にビジネス最前線に立つ」or「他経験からアナロジーを効かせる」のどちらか