光ファイバーは速いのではなく、たくさん送れる
よく「光信号は光だから、すごく速いんでしょ?」という声も耳にしますが、これは間違い。
光も電気も、そのもののスピードには大きな差はありません。
それではなぜ光信号を使った光回線のほうが速いのかと言えば、「光信号は電気信号に比べて1と0の切り替えが高速でできるから」というのが理由。
つまり、電気の変調よりも光の点滅のほうがスピードが速いんです。
具体的に言えば、電気信号は1秒間に約100億個の信号が送れるのに対し、光信号は1秒間に1兆個もの信号を送ることが可能。
そのため、光信号は電気信号に比べて、短時間でより大容量の通信を行うことができるのです。
光ファイバー…光と聞くと「世の中で一番速い!」と言うことで、そこが利点と思いがちsawachin.icon 実際は違う