対話をサボると組織崩壊が起こる
組織崩壊を防ぐ鍵は「勇気ある対話」しかないと思っていますsawachin.icon 組織崩壊は「想像できない」から始まる
全力で想像しても、相手に今起きている現象が想像できない
部署が違い、やってることが違うんだから当たり前
部署が違う場合きっと、得意なことが違い、今まで経験してきたことも違い、「何を当たり前に思うか」も違う
「得意に集中できるように分業」を開始したら、「考えていることがわからない相手」がよく生まれるのは当たり前
想像できない中で「指示」「アドバイス」をすることで、相手がカチンと来る
カチンときたのがコミュニケーションで見えて、「あの人話しづらい。怖い」となる
怖いし話しづらいが、なんで怒らせているか分からないので、「当たり障りのないコミュニケーション」が増える
「なんでですか?」とは聞きづらい
「私はこうしたい。こういう理由で!」と根気強く主張しづらい
「何考えているか分からない」がどんどん深まっていき、組織分断が起きる
起きやすい状況がありますsawachin.icon
役職,業務が違う間柄
セールスとCSと開発と管理部
マネージャーとメンバー
状況
新しく事業/企画を立ち上げるとき
違う専門性を持つ人同士が集まって知恵を絞るはず
市場,顧客の状況が変わって、部署間連携が必須となったとき
元々定義していた業務では、状況が打破できない
お互いに歩み寄って、新しいことにチャレンジしていく必要がある
組織崩壊とは具体的に…
離職率が上昇する
部署間・役職間でのコミュニケーション/情報の断絶
同僚, 他部署同僚に対するネガティブな気持ちが蔓延し、「相互扶助」「みんなをまとめ上げる」のを避けるようになる
「ネガティブ感情の解消(例:愚痴のヒアリング)」にかける時間が増える
リーダー/ベテランに愚痴が集まると、仕事時間は減るし、かなりメンタルが低空飛行になる
退職の危機
同僚間で愚痴が集まると、共感で本人の気持ちは治るが、根本治療されないので、リーダーやマネージャーとの間の溝が非常に深まる
つまり、組織崩壊と同時に事業停滞も起こるsawachin.icon 組織崩壊を防ぐ鍵となるアクション
「この人苦手」「この人嫌だ」と思った相手とこそ、腹割って対話する
ただ、この「腹割って対話する」のには非常に勇気がいる
自分で勇気出してコミュニケーションしに行ける人はほぼいません
だから、「ネガティブな相談をされた人がどう対応するか」が非常に大事ですsawachin.icon
「対話して解消する」の方向へ背中を押してあげてください。
こうすると、よくないスパイラルに入る
共感を示して「わかるわかる。あの人そういうところあるよねー」で終わる
嫌な振る舞いをした理由を、他者の悪意に帰着させてはいけない その場しのぎのアクションに誘導する。自分ができる解決策を提示する
「僕らでは解決できない」と思ったら、関係性や組織良くすることを諦めてしまう
伝言ゲーム。自分が伝書鳩となって、匿名コメントとして本人に伝える どれであっても分断が加速しますsawachin.icon
こうする
本人が観測した「事実」をもとに、「実はこうだったんじゃないかな」とポジティブな想像を言語化して、伝える
話しにいく勇気を授けるイメージ
当事者同士の対話に持っていく
本人の「ネガティブな想像」と、こちらが提示した「ポジティブな想像」のどちらが真相なのか?を自分でちゃんと確認してもらう
解決策を「相談者 or 自分がやれるもの」から「チーム,組織でできる根本解決」まで広げる