とりあえず言ってみる
2023/2/10(金)
他人に良い顔をしようとするからアウトプット量が減るんだろうなということに気づいた今日。
それと何か答えを導き出そうとする時に、自分一人でその答えを出そうとするからアウトプットに至るまでが遅くなる。要はぜんぜん分からない状態でも、とりあえず言葉を発してみて、それに対する他者からの反応を得て次に思考を進めていくのが一番早いのではないかということ。
「これってこういうことですか?」
「いや、違います。こうです」
「なるほど、ではこういうことですね」
「はい。ただここはちょっと違っててこうです」
「理解しました」
的な感じ。やりとりの回数(Slackだとレス)は増えるけど、良さげな答えに至るまでの時間は一人で唸っている時よりも早い。
冒頭で他人に良い顔をしようとすると書いたのは、「わからない」と言うことでバカだと思われたくないという心理が自分の中で働いていそうだなと思ったから。先輩エンジニアの方でレスをめちゃくちゃタイポする人がいて、でもその人は問題解決能力がとても高い(自分には計り知れないけど職位的に自明)。それはきっと他者のレスポンスを得た方が解決が早いということを知っているし、他人にどう思われるとか気にしてないからそのような振る舞いができるのだろう。
人に気を遣いすぎるということも徐々にやめていきたい。『人を動かす』を読んでから、コミュニケーションにおいては相手の自己重要感を満たすことが重要という戦略を常に優先するようになってしまった。どんな態度が無礼かの基準は人によって異なるし、少なくとも人を攻撃しようとかそういう意図さえ持っていなければ多少表現がフランクになっても問題ないはず。例えば〜するを〜させていただくにすると文字数が増えてお互いに手間だし、そこに執着するような人の方が問題な気がする。
ちょっと今日は文章のテイストを変えてみた。いつもは多少、この文章って他人が読んだらどう思うかなとか気にしながら書いてるけど、それだと文章を書く心理的コストが上がってまた書かなくなってしまうので、あえて言葉を選ばずに書くことにした。次からもそうしていきたい。