パリティビット
public.icon
「パリティビット」はデータの誤りを検出するためのビットで、奇数パリティと偶数パリティの2種類があります。
奇数パリティの場合はデータビットの中の1の数が奇数となるようにデータビットの最後に0または1を付加し、偶数パリティの場合はデータビットの中の1の数が偶数となるようにデータビットの最後に0または1を付加します。
例えば、11000101という8ビットのデータの場合、1の数は4個で偶数です。奇数パリティの場合、1の数を奇数個にするためパリティビットは1となります。一方、偶数パリティの場合、1の数を偶数個にするためパリティビットは0になります。
このようにパリティビットを付加しておくと、転送中にデータ中のいずれかのビットが変わってしまった場合に、データ中の1のビットの数とパリティビットの値に矛盾が出るので、受信側はデータの誤りに気づくことができます。 web