生存戦略_つよつよエンジニアになるためには
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いわゆる世間的につよつよエンジニアと呼ばれるようなエンジニアになるためにはどうすればいいか
という議論を見て、ちょうど最近考えが変わったなーと思っていたので、考えたことを書いていく
まずは強強エンジニアの定義から。
強いというのは、何かしらの文脈で尖っている、攻撃力の高い武器を持っていることだと思う。これは相対的な評価なので、過去の自分と比べて強くなった!という瞬間はあっても、強強エンジニアになった!という評価は出来ないので、一生付きまとう悩みであることを自覚しておきたい。
強い武器の種類をあげていく。
開発力 / お金を動かす力 / ターゲットへのリーチ力(広報 / マーケティング) / 分析力 などあげればきりはなく、これらの武器のいくつかが集団の中で秀でていけば、強強エンジニアになれるとしたい。
強強エンジニアになるためには、最終的には満遍さも必要だが、最初は、尖りを大事に、ひとつのことにコミットすることも強強エンジニアになるための最短経路だと思う。
ポジションをとる
強強エンジニアになるためには、自分の武器を確実なものにすべく、ポジションをとるといいと思う。
わかりやすいのでいうと、本を書く。その分野で大きなカンファレンスに登壇をするなど。
ポジションをとることで、レベルの高いその他ポジションをとっているひととコミュニケーションもとる機会が多くなり、好循環になると思われる。
Web系学生エンジニア行動パターン(超偏見)
https://gyazo.com/6f1cec82bf6b1f0b22ea1a030cadaa7d
これまで、自分は、LINEAPIという狭い世界でポジションを取り、それを使ってアルバイトではなく、業務委託で仕事を行ってきた。このおかげで、学生エンジニアとしてではなく、1人の大人として扱われることも多く、より良い環境で仕事が出来たと思っている。
(LINEAPIExpertという日本で20人程度しかいない認定ロールをもらったので、それを使って、LINEAPIに関する経験と知見を買われ、色々なスタートアップで仕事をさせていただいた。開発に入らずとも、実際のAPIの使い方をみて改善のアドバイスをしたり、ハンズオンをしたり、新規事業でLINEを使うとしたらどのようにすればいいかの相談に乗ったりなどをしている。) 逆に、デメリットとしてあげるのであれば、早期に学ぶ姿勢から脱却する癖がついてしまうこと。基本的には「出来ます!」で仕事をとっていくことになるので、インターンのように、「出来ないこと」に触れる機会や、挑戦する機会が少なくなってしまう恐れがある。
あとは、エンジニアの先輩、メンターにあまり出会えないとか。
特にスタートアップでできるポジションにつくと、issueに対してassignが自分だけということも多々あり、技術的な成長(作れるかどうかを超えて、それが堅実なコードかどうか、運用に耐えられるかどうかの議論をしてきた経験が少ない)を他の手法に対してあまり得られなかった自覚がある。
武器を確立したら、その武器をうまく使って仕事をしつつも、身を削りすぎず、次の武器の確立にコミットした方が確実に良い。
今後起業やエンジニアとしての仕事をしないとしても、中途採用である程度の企業にぬるっといつでも入れる相当の専門性、知識、技術力を磨いておくのが今最もやるべきことだなと痛感。
セキュリティ、ネットワークの基礎知識、アルゴリズムなど。
なのでこれまで就職したこともなく、学生から学生&フリーランスとしてやってきて、このまま起業とかいきなりするのかなー、受託会社やったら売り上げはしっかりたつなーなど思っていたが、まずは一人前のエンジニアとしての無知を自覚し、鍛錬をすることをこれからやっていきたい。
あと、これまで色々な活動をしてきて思うのは、意欲や、好奇心って最強。「学ぶ」よりも、自分が作りたい!!!って思うものや触ってみたい!!!と思うものを触っている時が最も知識が経験がついている実感があるし、周りの友達をみていても勝てないなと思う瞬間がある。
高校生の時にプログラミングに出会って、モチベーション高く続けられてきたのは、高校の同級生200人以上のユーザーと、アウトプットするコミュニティに出会ったおかげだと今でも本当に思う。
そのコミュニティで影響力を持ち、仕事をもらうようになり、今がある。
https://gyazo.com/f760c16ee7c12fe486c5042b31542399 https://speakerdeck.com/inoue2002/youkanbotzong-matome