年金未納のリスク
public.icon
「年金なんてどうせ貰えないし払わんとこ。だけでは知らない事実。」
周りの同世代に「どうせ貰えないのなら、年金を払わない」と言っている人が多い
"年金を払わず、自分で貯金した方が良いじゃん"に対する一般論のリスクをまとめておく
年金の現状
現在は納めた6割程度になって帰ってくる。将来的には納めた金額の半分程度が帰ってくる予定
年金未納リスク「どうせなくなるから払わない」は危険
厚生年金に加入していない自営業やパート・アルバイトの方は、自分で国民年金を納付する必要がある。 例えば、障害年金をもらうためには国民年金加入期間であるか、20歳前または日本国内に住んでいる60歳以上65歳未満で年金制度に加入していない期間でないといけない。
つまり、[* 大人で年金を払っていない状態に障害者になりうる病気や事故が発生した場合、障害年金を受給できない可能性がある。
他にも、遺族障害年金の受給要件は
厚生年金保険の被保険者である間に死亡したとき
厚生年金の被保険者期間に初診日がある病気やけがが原因で初診日から5年以内に死亡したとき
1級・2級の障害厚生(共済)年金を受けとっている方が死亡したとき
老齢厚生年金の受給権者であった方が死亡したとき
老齢厚生年金の受給資格を満たした方が死亡したとき
となっている。
現在受給している人は障害年金は月7万円程度、遺族年金は月9万円程度もらている(金額はいろいろだとは思うけれど。)
自分が年金を払っていないと、障害で仕事ができなくなった時にお金が貰えない
自分が養っている立場で、自分が死んだ時、配偶者や身内にお金が入らない
と言ったリスクが存在する。払えるなら払った方が良いね。
学生控除を受けている場合は、後から払おう!
ref:年金の支給要件(厚生労働省)