PLURALITY 対立を創造に変える、協働テクノロジーと民主主義の未来(サイボウズ式ブックス)
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#books
#オードリー・タン
ゆるコンと三宅香帆
新しい読書体験
わかりにくい部分は積極的に↓で交流しながら
/plurality-japanese
「なぜ誰もこれをやっていないのか」と問うのではなく、あなた自身がその誰かになるのです。
2-0-4-21世紀のイデオロギー
リバタリアニズムは、民主主義国家の国家主義者や極右と密接な関係にありますが、同時にやや**複雑な関係に**もあります。一方で、ほとんどの参加者はこのグループと同一視し、**政治に関与する限りにおいてそれを支持**しています。これは、ティール氏がドナルド・トランプ氏とその支持者の主要な資金提供者として浮上したことに示されています。実際、いくつかの主要な右派政治家はリバタリアン的な世界観と密接に結びついています。著名な英国の保守党議員ジェイコブ・リース=モグは、ウィリアム・リース=モグ卿の息子であり、ティールはオーストリアの元首相セバスティアン・クルツを雇用し、ティールの弟子であるブレイク・マスターズとJ・D・バンスは2022年の上院議員選に出馬し、後者は議席を獲得しました。
その一方で、リバタリアニズムは、**国家主義(またはその他のあらゆる形態の集産主義や連帯)に一貫して敵対的**であり、リバタリアンの信奉者は**右派に関連する多くの中核的な宗教的、国家的、文化的価値観を日常的に嘲笑し、退けています**。この明らかな矛盾は、ヤービン、デビッドソン、リース=モグが唱えるように、**不可避の技術的傾向に対する「国家主義的反動」を国民国家の解体の加速剤であり、可能な同盟者と見なす「加速主義」的態度によって解消されるのかもしれません**。
民主主義 vs IT
ブロックチェーン、暗号技術
SNS
→法律の届かないところに行く。分断を産む
AI
→中央集権化、エンジニアしか理解できない
大量のデータはそれを扱う大規模モデル(AI)が必要となる
民主主義国家のITへの投資額は減る一方
規制は増える
専制主義諸国の方がITに積極的
P54 科学技術の発展は必然性よりも偶発性
P61 AIによって全てが安価になる→AIのシステムを制御する人に富が偏る→ベーシックインカムがあるといい
P63 リバタリアニズムはナショナリズムや極右と複雑な関係にある
どちらも左翼的な文化規範と敵対
国家の解体を加速するための協業
P67 政策が産業発展の構築をやめて、自由市場に任せてしまっている
P79 民生 社会主義