今年読んだ漫画の話(前編)
皆さんこんばんは。いんげんです。
採用率がトップだが人気が高くオッズが安くなるカレーよりも、次点となるがオッズがカレーよりも高そうなポトフをしっかり狙っていくことが重要そうですね。
穴っぽいというか21年以降に限定すれば選択肢出現回数2回、採用回数1回のハヤシは選択肢出現時の選択候補としては有力そうですが、「普段と異なる選択肢狙い」で穴人気しそうなのが厄介ですね。紐には入れたいが軸にはしたくない。ポトフ軸が安牌かな…という気がします。
何の話だ?そうだ、漫画の話がしたかったんだった。
私のスマホには色々な漫画アプリ(ジャンププラス、ゼブラック、漫画BANG、マガポケ、MangaONE、ヤンジャン、まんがホットetc.)が入っていて、それらアプリで無料で(1日1回やキャンペーン期間中無料など)漫画を読んでいることが主な時間の使い方になることが多いです。
無料で読める範囲を読み進めていって、気に入った漫画については有料範囲を課金して読む、そこそこであれば読み返しつつ無料範囲の拡大を待つ…というような感じで利用しています。
読んだ漫画の話を全部できればそれが一番良いのですが、流石に紙幅の限界もあるので、特にオススメできそうな漫画を何冊かピックアップしていきましょうか。
※もしかしたら、読み始めたのが今年じゃないものも入っているかも…ですが、ご了承ください。少なくとも今年に入って読み返して(あるいは読み進めて)います。
書いてる途中で「これ分量多すぎな…?」となったので前後編となりました。幸い、明日も俺です。勝ったな。
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薫る花は凛と咲く
https://gyazo.com/bd903c6325dfde022ae982b46651e133
最高の青春恋愛物語!!!!!!頼む読んでくれ!!!!!!
バカが集まる底辺校「都立千鳥高校」と、その千鳥に隣接している由緒正しき名門女子校「私立桔梗学園女子高等学校」の学生達は「千鳥には関わらない」ことを徹底している。
どれほどかと言うと「カーテンは基本開けない、千鳥の学生と目が合ってしまうから」「『落としたハンカチを千鳥に拾われるなら、捨ててしまう方がマシ』と考える学生がいる」ほど。
そんな千鳥の学生でケーキ屋の息子である紬凛太郎が店番をしているとき、桔梗の学生である和栗薫子がケーキ屋を訪れて…。
凛太郎は強くて優しい子ですが、その見た目からも勘違いされやすく、また不良に絡まれることもしばしば。そのせいで、凛太郎は「見た目で判断されること」に慣れきって、人と心の壁を作るのがクセになってしまう。
そんな凛太郎のことを見た目で判断せず、しっかりと凛太郎のことを見て話をしてくれる薫子。そんな薫子との会話を通して、凛太郎は少しずつ自分のことを話せるようになり、そこから友達との関係もより深まっていく。
身分差の恋、というのを高校生の世界観でうまく表現していて、「千鳥の学生が、桔梗の学生と仲良くしていいのか」と迷ってしまう凛太郎や逆に「千鳥とか桔梗じゃなくて、紬くんと仲良くなりたいんだよ」と全く気にしない薫子、それを取り巻く友人関係などが非常に魅力的な作品です。
とにかく主要な登場人物全員が優しくて、愛情に満ちた世界を感じることができます。
両親との話も素晴らしい、泣けます。必見です。この歳になると親の心情描写は大体涙が止まらなくなる・・・
あと、服のセンスがめっちゃ良くてすこです。女の子の服がかわいい~~~~~のよね。めっちゃすこ。
とりあえず40話まで読んでくれ!!!頼む!!!!
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左ききのエレン
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天才になれなかった全ての人へ。
凡人・朝倉光一と天才・エレンを中心に繰り広げられる群像劇。「何者にもなれない」光一が「何者かになれる」と信じて足掻き続ける姿と、それに影響を受ける周囲の人達。
特に今の年代の我々が読むと心打たれる言葉が多いのではないかと思います。
最近完結しました。泣けました。
光一は凡人なんですけど、「ひたすら足掻き続けられる」「天才達相手にひるまない、対等に戦い続けようとする」点で非凡なんですよね…だからこそ天才達が一目置くし、光一を中心に物語が動き続ける。
https://gyazo.com/2753a339ed5f77e03ec58636153be091
『左ききのエレン』より
「体調最悪でも、2日寝ていなくても、友達に裏切られても、女にフラれても、その中で歯くいしばってひねり出した仕事がお前の実力の全てだ」
クソみたいな日に、いいもんつくるのがプロだ
日々の仕事の中でも、「今日じゃなかったら…」みたいな時ってありますよね。
そういう時には、この台詞を思い出して頑張んなきゃな、って思います。
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砂の栄冠
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1千万円で甲子園を買え!
「ドラゴン桜」の三田紀房が描く甲子園漫画。「観客を味方につけろ!」とか「甲子園を宇宙空間に!」とか、三田先生作品に多い独特な表現がクセになる野球漫画です。
主人公で樫野高校エースの七嶋が最強すぎる。監督がカスすぎて最高。あと一千万要素は物語の序盤くらいしか出てこない。
https://gyazo.com/4d1bffa8137ec80dc6df5c8805d34983
『砂の栄冠』より
主人公が適度に腹黒で最高。監督がクソ無能で最高。「代打、オレ!」は必見。
主人公が調子崩すとすーぐ「あいつ調子乗ってんだよ…」とか言い出すOB陣が最高。
初めは七嶋のワンマンチームで勝ち進んでいきますが、徐々に強まっていく結束。しかし春の甲子園後にひと悶着が…みたいな感じで、七嶋は常に「やる気はないが承認欲求は高い地蔵監督」「完全に七嶋におんぶにだっこなのに口先だけは一丁前なチームメイト」「金出さないのに口は出すOB」を相手に、「いつも冷静にサポートしてくれるスコアラー」「幼なじみ、そして一千万円の秘密を共有する女子マネージャー」「昨年エースだったOBのお父さんと弟(1年)」とともに甲子園を戦っていきます。
甲子園に何故かいる(らしい)良くわからん観客とかの話も好きですね。
ノックの球数を数えてる観客とか。
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シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~
https://gyazo.com/ed39390f2eb4fb589fa4adcf65ba93d0
さあ、神ゲーの力見せてもらおうじゃないか!!
クソゲーばかりを好んで遊んでいるクソゲーハンター・陽務楽郎(ひづとめらくろう)が、馴染みのゲーム屋のススメで今話題の神ゲー「シャングリラ・フロンティア」のプレイしてみることに。クソゲーで鍛えたPSと、神ゲーたる自由度の高さの相乗効果を武器に、主人公は数々の強敵を相手に挑んでいく…。
なろう系の漫画は「絵師ガチャ」などと言われがちな所がありますが、これはマジで絵師さんのレベルが高い。週刊連載なのマジか?というほどの描き込み量がシャンフロの美麗な世界感を忠実に再現していきます。
原作小説は未読なので展開などはわからないのですが、話も良くできていて面白いですね。
個人的には「墓守のウェザエモン」討伐回が好きですね。クリア可能な理不尽を強いてくるゲーム、腹立つけど乗り越えた時の快感は半端ない。
現在は「深淵のクターニッド」討伐回。モロクトゥルフ神話モチーフ回です。
海底都市ルルイエ…じゃなくて、ルルイアスの描写は必見。グラフィックの美麗さにくトゥル神話モチーフによる異常さが相まって、非常にワクワクさせる都市づくりをしています。
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ジャンケットバンク
https://gyazo.com/67902c5e49af1f41cc218b649deffa15
銀行は最高の賭場になり得る
銀行員・御手洗暉は優秀な銀行員だが、「日常」に退屈していた。
そんな御手洗のもとに一通の異動届が届く。異動先は「特別業務部審査課」通称「特四」。
異動先の上司である宇佐美銭丸に案内されてたどり着いた場所は、自身が勤める銀行の
地下に広がる「賭場」だった…。
目の前に広がる非日常。そこで御手洗は、「真経津晨」に出会う。
毎回登場するギャンブルが独特で、それぞれの勝利条件も予想がつかないことが非常に面白いですね。
また、登場するキャラクターも非常に魅力的です。主人公の銀行員、御手洗が真経津に陶酔して段々と狂っていく様や、登場する数々のギャンブラー。
ファン人気が地味に高いのが、途中で真経津さんにボッコボコにされる大学生集団ですね。
https://gyazo.com/dd0261aed08da23c10a978db74cc182e
どうだ、ルールが全然ピンと来ねえだろ!!!
読者は常にルール説明を100回読む作業に終始し、「今回はルールのどこに穴があるんだ…」と考えながら読み進め、それでも予想外の展開に驚かされる。
https://gyazo.com/595ecedb3a1be90a9853e7475307bceb
『ジャケットバンク』より
ジャンププラスで初回無料、ヤンジャン!アプリでチケット無料(最新話のみ有料)です。
是非読んでみてください。
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ふたりソロキャンプ
https://gyazo.com/39390091a970dc578d1d88d2a6d91046
孤独(ソロ)を楽しめ。不便を楽しみ、そして自然を楽しむんだ。自然の中で自分だけでどれだけのことができるのか、それを楽しむんだよ。それがソロキャンプだ
焚き火を愛する生粋のソロキャンパー樹乃倉厳が、ソロキャンプ初体験の女子大生草野雫と偶然出会ってしまうところから始まる「ふたりで、ソロキャンプ」をする物語。
1話というか序盤で嫌厭されがちなのですが、是非グッと我慢して読み進めてほしい。
キャンプの楽しさと厳しさ、ルールの大切さを正しく説いてくれる樹乃倉と、毎回おいしい料理レシピを提供してくれる草野雫。ちょうどいいバランスでキャンプの心得を身につけられる本作は、読めばキャンプに行きたくなること間違いなし。
かくいう自分も来年こそはキャンプに…!という気持ちでいっぱいですね。今年はグランピングに行きました。
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五等分の花嫁
https://gyazo.com/a28ee3d4335c7fb7e735472c6cd2616d
舐めてた度ランキング堂々の1位!!!!全員可愛すぎるし話もめっちゃ良かった!!!!
多分皆さんの方がご存知なんじゃないでしょうか。俺は今年初めて読んだ。
二乃、かわええっっっっ!!!!!!いや五月も三玖も一花も四葉も可愛いが…?
主人公のフータロー君が真摯に恋に向き合い続ける姿が素晴らしいですね。見ていて好感しかないです。
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他に紹介したい作品まだまだあるのですが、前編は一旦ここまで。
明日も、漫画の話をしていきたいと思います。