ざっくりと読むための英語の話(知らんけど)(後編)
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はじめに
さて、昨日は我らが主、ホシくんの今年クリアしたゲームの感想をいうやつでした。最近全然ゲームしなくなっちゃったんですよね。この中だと、チックタック:二人のための物語をやってみたいなって思いました。相方、募集しています。 ホシくんって文章力高いですよね。表現が上手というか。羨ましいです。
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後編に入る前の、余談
ところで皆さん、英語の文型っていくつあるかご存知ですか?
学校で習うのは以下の5文型が基本じゃないかと思います。
SV Subject(主語) +Verb( 動詞) SがVする
SVC Subject + Verb + Complement(補語) SはCである(S = Cの関係)
SVO Subject + Verb + Object(目的語) SはOをVする
SVOO Subject + Verb + Object_1 + Object_2 SはO1にO2をVする
SVOC Subject + Verb + Object + Complement SはO1をCに(V)する(O = Cの関係)
学校によっては、ここに修飾語Modiferを加えて、以下2つを加えた7文型とするパターンもあります。
SVM Subject + Verb + Modifer
SVOM Subject + Verb + Object + Modifer
修飾語Modiferは形容詞(句・節)または副詞(句・節)の2つの場合が存在し、それぞれ
形容詞(句・節) → 名詞を修飾
副詞(句・節) → 動詞を修飾
しています。
この辺は皆さんご存知の所かな、と思うのですが僕は良く知りませんでした。
英語は25文型存在する!という説を提唱する方もいることはご存知でしょうか。
これは、動詞の前後に続く単語には動詞ごとにルールが存在するということに着目した話であり、最終的に25の動詞型が存在するというお話だそうです。
この辺、全部覚えればもしかしたら英語が楽になるかもしれないですね。俺も良く知らないのでこのへんで。
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関係詞をざっくり理解する
今回は関係詞をやりたかったそうです。やりたくないんですが、前編でやるって書いてあるので、やっておきましょう。
そもそも、関係詞の何が難しいの?
関係詞を難しく感じる原因、それは、受験勉強の時に散々悩まされたからだと個人的には思っています。
センター試験とかさ、あと他の文法問題とかでもさ、出るじゃないですか。
A. There is the park ( ) I used to go.
B. There is the park ( ) I used to visit.
はい、この( )内に何が入りますか~。みたいな感じのやつです。まあこれ、答えとしては
A. There is the park where I used to go.
B. There is the park which I used to visit.
ってなります。A.はgoが自動詞なので完全文、B.はvisitが他動詞なので不完全文なのでこうなります。
もうトラウマですよこんなん。少なくとも俺はほんと嫌いでした。全ての英語の問題を感性だけでこなしてきたので、「うーん、これは…where!」とか調子乗って死ぬんですよ。いや受験後期には流石に慣れもしましたけど、やっぱり苦手意識ありますよね。
でも大丈夫、そう
https://gyazo.com/39ee233117c36354aa41857239e7a2e6
駄目だ…酒回ってきて眠くなってきた…
という訳で。関係詞のお話。
関係詞の整理
まず、関係詞(関係代名詞・関係副詞)がどのようなものか挙げておきます。
何か書いてて長くなったので、必要無ければ飛ばしてください
table:関係代名詞(名詞の代わりとして、2つの文を接続する)
主格 所有格 目的格
人 who whose whom/who
事・物 which whose which
人/事・物 that that
関係代名詞の後ろには不完全文(名詞の欠けた文)が続きます。これは、本来あったはずの名詞が、関係代名詞君に変身するからです。
ex.1)A. There is the park. B.I used to visit the park.
A + B.There is the park which I used to visit (the park).
ex.2)A.I went to the shop. B.I often bought at the shop.
A + B.I went to the shop which I often bought at( the shop).
※ちなみに、"at"に関しては前に出してもokです。その場合は、
A + B.I went to the shop at which I often bought ( at the shop).
みたいになります。
関係副詞(副詞の代わりとして、2つの文を接続する)
where
when
why
how
関係副詞の後ろには完全文(第5文型のいずれかに該当する文)が続きます。これは、関係副詞が変身するのは、文としては本来必要のない副詞だからです。
ex.1)A.There is the park. B.I used to go to the park.
A + B. There is the park where I used to go ( to the park)
Q.あれ?じゃあ、こういうことができるんじゃない?
ex.2)A.I went to the shop. B.I often bought at the shop.
A + B.I went to the shop where I often bought.
A.できます。自動詞の直後に来ているのが前置詞 + 名詞と見るか副詞句と見るかという話ですね。
ただ、ここの変形はね、文意を読み取らないとできないので面倒なんですよ。at whichといえども、whenになったりwhereになったり…。文法問題とかでは、良く出るのかな?と思います。
複合関係代名詞(頭の隅に入れとけばいいシリーズ)
名詞節を導くもの
what ~するもの
whatever ~するものは何でも
whoever ~する人は誰でも
whichever ~するものはどれでも
副詞節を導くもの
whatever 何が~しても
whoever 誰が~しても
what と whichは"選択肢を限定するかどうか"というイメージで押さえておけば良さそうですね。
どちらも導けるwhatever,whoeverは厄介ですが、とにかく"後ろが不完全文か完全文かが重要です。そこで判断。
複合関係副詞(頭の隅に入れとけばいいシリーズ)
whennever いつ~しても
whereever どこで~しても
however どんなに~しても
However君、文頭に来る場合は逆説(ところが)だから気をつけてね。
非制限用法について
うわ何か学校で聞かされたやつ~~~~~!!!
表現が分かりづらい of 分かりづらい。いやマジで。非制限ってなんだよ。
とりあえず以下2つの文を御覧ください。
A. I have two dog which have short legs.
→私は足の短い犬を二匹飼っている。
B. I have two dog, which have short legs.
→私は犬を二匹飼っていて、二匹とも足が短い。
A.は、足の短い犬を二匹飼ってます。B.は飼っている二匹の犬の足が短いです。表現のニュアンスの違い、わかるでしょうか?
A.は two dogを限定的に修飾します。つまり、足の短い2匹の犬を飼っていますが、それ以外の身体的特徴の犬を飼っている可能性は否定しません。
B.は文全体(特定の単語に限定せず)を修飾します。つまり、犬は二匹しか飼ってないし、どちらも足が短いことが確定します。
A.を限定用法(制限用法)、B.を非限定用法(非制限用法)と呼んでいます。
僕個人としては、B.を「あ、そうそう構文」と呼んでます。あとから説明してくんじゃねえという思いを込めて。
大体そうやって文全体に対して何らかの注釈がいるってことはまず最初の説明が足りてねえってことなんじゃねえのかよ…
この辺が学校で教わるところ。文法問題含めて考えると、最低限これくらいのことを頭には入れておく必要があると思います。これ以外にもいくつか覚えるべきことはあると思うんですが、これ本題じゃないんで、このへんで。
え!?あと10分!?
ざっくりと関係詞を理解する
上で色々と整理しましたが、正直な話をしますとね
そんな頑張って覚えなくても、読むだけなら問題ない
っていう話なんですよね…
以下の要点だけ押さえておいてください。それだけで大体足りると思う。
これだけは押さえとけ!な関係詞のポイント
(可能であれば)who,which,thatが来たら不完全文
(可能であれば)when,where,why,howが来たら完全文
糊付けに使った単語は関係詞のそばにある
完全文のあとに不完全文が来たら関係代名詞が省略されとる
非制限用法は「あ、そうそう」
まあこの辺が一番大事だと思います。
上2つは、まあ要は関係代名詞・関係副詞は区別しようねということなんですが、
「え、そんなんいる?」って言われると、まあ割と意識して損は無いと思います。
この辺はまあ、意見が分かれるかもしれないんですが、文構造って結構大事だと思ってるんですよ。
S V O ( ) S Vって来た時にSVが完全文なら間に入るのは関係副詞って決まる訳じゃないですか。文法問題だとこの出題になりますが、英文を読む、という観点なら
S V O where ( )って来た時に「あ、次は完全文だな~」と意識しておけるかどうか、というのが意外と大事だと思ってます。
ただ、面倒なので、可能であれば覚えてあげてください。という奴。
3つ目。糊付け、つまり2つの文で共通していた名詞や副詞はまあ大体関係詞の近くにあります。遠いと分かりづらいしね。
4つ目。文に文を無理やりくっつけたりはできません。なので絶対、接続するための何かが省略されてます。
ただ、関係副詞は、先行詞を省略できても関係副詞自体は省略できない(はず)なので、完全文 + 完全文なら関係副詞とか、接続詞がいるはずです。なので、完全文 + 不完全文の時に疑ってあげてね。
5つ目。手前味噌なんですが、とりあえずこの程度のもんだと思っておけば、いいです。", which"って結構出題されがちなんですが、「読点入ってんだから"補足情報"だよなあ!?」って思っておけば案外怖くない。怖いか?
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結局、ざっくりと読めてなくない?
タイトル詐欺になっちゃった…
いや、あのね、英語って難しいなあって思いました(小並感)
He said that that that that that boy used in the sentence was wrong.
こんなんが成り立つ世界ですからね。
He said that ( that "that" that { that boy used in the sentence} was wrong)
みたいな感じ。要は「彼は『あの少年がその文で使った"that"は間違っている』と言った」って感じですね。
ほんとは「英語をもっとフィーリングで考えようぜ!」みたいな話にするはずだったんだ。なんかその、アレだよ、どうしても正しくない説明を避けたがってしまう癖が…ウオオ…
あ、言い忘れましたが、構文解析は大事だよ。ざっくりと読むために必要な修練時間が長いから省いたけど、アレやるだけで大抵の長文はそこそこざっくり読めるようになるよ。
けど、俺、英語読むと途中で疲れちゃうんですよね…
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おわりに
いかがでしたか!?
いかがもクソも無いですが、今回はとりあえずこれで終わりにさせて頂きます。
皆がこの記事を忘れた頃に、コッソリと追記・修正を繰り返していこうと思います。
ほんとにやるかどうかは、知らんが。
明日はあーさー君が筋トレ初心者はどこから鍛えるべきか話してくれます。
最近在宅始まったから、筋トレしようかなってちょっと思ってたんですよね。助かる。あーさーはいつも俺に正しい道を照らしてくれる…!
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参考文献