ケイの自己紹介 2025/10/16
性活編
白リン「私、ケイちゃんともっとお友達になりたいと思ってる!色々知りたいの」
黒リン「私も!」
ケイ「えぇ…。…嬉しいですけど、私つまんないですよ」
サイ「こら!こういう縁は大事にしなきゃダメだよ」
先輩「もっと自己開示してみるのはどうでしょう。幸いなことにここの皆さんは性に関してオープンなので」
ケイ「嫌です」
サイ「こら!リンちゃん先輩もケイちゃんの性生活を知りたがってると思うよ。そうですよね?」
黒リン「え?いやまぁ…」
白リン「うーんと…まぁ、うん…」
サイ「えっ!?なんか消極的」
黒リン「いやなんか…エロネタ苦手なのかなって思っちゃったりして…」
白リン「ほら、私たち闇の世界の住人だから…」
サイ「気ぃ遣ってたんですか!?」
ケイ「い、いや…大丈夫ですよ。エロOKです。…配慮してくれてたんですね、すみません…」
…
ケイ「私、何が好きとかよく分かんないんですよね。ひとりでえっちしないし」
サイ「そうなの。ケイちゃんはオナニーしないの。私はケイちゃんでオナニーするのに…」
白リン「サイちゃんのこと考えて、エッチな気持ちになることはない?」
ケイ「ない…と思います。でも、サイのこと考えて、布団をギュってすることはある」
白リン&黒リン「お、おほほ…」
サイ「…これ照れるな。それって、ケイちゃんにとってのエッチな気持ち?」
ケイ「うーん…分かんない」
先輩「必ずしも恋と性は結びつけられるものではないでしょう。本人の定義が重要なので」
白リン「じゃあ、サイちゃんを好きになった時の気持ちだ」
黒リン「もー、眩しくて失明しそうだよ。私みたいなモンには」
…
生活編
先輩「ケイは私の法律事務所でアソシエイトをしてくれています。優秀な助手が居てくれて助かるのですよ」
サイ「ケイちゃんより先輩の方が気になる気もしますが、それは置いといて…。ケイちゃんいつも忙しそうにしてるもんね」
ケイ「そうかな。大したことはしてないよ」
先輩「ケイ、なかなか根性ありますよ。刑事弁護が多いのですが、どの案件も粘り強くやってくれています」
サイ「照れるなぁ」
ケイ「なんでサイが照れるのさ」
先輩「以前、外国人の万引きを弁護したことがあったのです。検事が曲者でなかなか折れなかったのですが、店長のもとに足繁く通って和解にしてくれましたね」
サイ「えー?初めて知ったんだけど。そんなに頑張ってたならちょっとくらい話してくれてもいいのに」
ケイ「恥ずかしいじゃん、自慢してるみたいで。…それにあの店長、先輩と話す時だけ態度変えてましたよ。私の手柄じゃないと思う…」
先輩「あら、そうだったかしら。まあケイのお陰ということでいいじゃないですか。ところで私は気になっていたのですが、どうしてうちに入ったのでしょう。検事志望だったと聞いていたのですが」
ケイ「理由ありますよ。サイのせいです。この人犯罪起こしそうだし」
サイ「は!?何!?」
ケイ「あはは、冗談。でもサイを見て弁護士になろうと思ったのは本当。こんなに価値観が違う人間がいるんだって思った。カルチャーショックだったの。それで世の中には、いわゆる『爪弾き者』というか、人と違いすぎて損をしている人もいるんだろうなって思ったの。私はそっちの人のために生きていこうかなって思った。…サイが歴史に名を残す犯罪者になっても、私が味方してあげる」