凸凹スケッチ
https://gyazo.com/24c908b2e97f2280b4552696d8a8a37d
撮影した写真の上に描くだけで立体的なスケッチを可能にする「凸凹(でこぼこ)スケッチ」と呼ばれるシステムを開発しました。KinectやXionのような深度センサ付きカメラを利用することで、奥行き情報のある写真を撮影し、その上にスケッチすると簡単に立体スケッチが描けるシステムを実現しました。
https://gyazo.com/3c016ae6c4c66190531c891eb9f2256f
まずは簡単な立体オブジェクトの例で、システムを使ったスケッチの様子を紹介します。
https://scrapbox.io/files/6000ec50cd68690036d0c203.mp4
システムを使ったスケッチ例を数点紹介します。
https://scrapbox.io/files/6000e82142ac26003c51d8b2.mp4
https://scrapbox.io/files/6000e9e341a2f4003684fedb.mp4
https://scrapbox.io/files/6000e9efc9a53400372b950b.mp4
別視点から2つのスケッチを合成したスケッチの例です。複数のユーザがそれぞれの視点や見方で描いたスケッチを協調的に融合し、創造的な新しいスケッチを可能にすることを想定しています。
https://scrapbox.io/files/6000e923a31727001c8e918a.mp4
下記サイトでもいくつか作品を紹介しています。
発表論文
Ayuri Tomohiro and Yasuyuki Sumi: Reconstruction of scene from multiple sketches, UIST 2016 Adjunct Proceedings (demo presentation), 2 pages, Tokyo, October 16-19, 2016. https://dl.sumilab.org/papers/144 友広 歩李, 角 康之: 複数立体スケッチの組み合わせによる空間再構成の試み, 情報処理学会研究報告(エンタテインメントコンピューティング), No.2016-EC-41, 函館, 2016年8月5-6日.(学生優秀賞、山下記念研究賞受賞)
Ayuri Tomohiro and Yasuyuki Sumi: Sketching on 3D structured surfaces, Ubicomp/ISWC 2015 Adjunct Proceedings (demo presentation), 4 pages, Osaka, Japan, September 2015. https://dl.sumilab.org/papers/146 友広 歩李, 角 康之: 立体的な描画システムによるスケッチ行為と効果, マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2015)シンポジウム, pp.701-708, 安比高原, 2015年7月8-10日.(優秀論文賞・優秀プレゼンテーション賞受賞)
友広 歩李, 角 康之, 松村 耕平: でこぼこスケッチ: 空間の凹凸情報をキャンバスに見立てた立体スケッチシステム, インタラクション2015(インタラクティブ発表), 情報処理学会主催, 東京, 2015年3月5日〜7日.(インタラクティブ発表賞受賞)
友広 歩李, 角 康之, 松村 耕平: 凹凸情報を持つ写真をキャンバスとした立体スケッチシステム, 第22回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS 2014), デモ発表, 浜松, 2014年11月26-28日.(対話発表賞受賞)
助成
角康之:Collaborative Sketching on 3D Structured Surfaces, マイクロソフトリサーチCORE連携研究プロジェクト, 2016年度.