彼方で待つあなたへ
2015/5/5 (comitia112)で頒布したEP「わたし」収録 「歯車なんかになりたくない」
向かいの席 貴方は話す
でも僕はその歯車にさえ
なれそうな気がしないんだ
歯車かければ機械は止まる
僕が欠けても地球は回る
でも それはきっと誰でもそうだ
どんな物にも代わりはあるし
この歌詞だって同じこと
この曲だって同じこと
かけがえない物にはなれないよ
路傍の石 水底の苔
大体の人にはどうでもいい
聴く価値がまったくないようなもの
それでも0が6つ並んだくらい
先の確率で待つ誰かが
喜んでくれるかもしれない
どうせ代わりはあるんだし
そもそも価値などたいしてないし
音も言葉も自分好みに
書きたいことだけ書けばいいよね