プラスアルファ言葉
「プラスアルファで何か欲しいよね」とかいう時の「アルファ」はなぜついてるのか
「アルファ」いらなくない?「プラス」だけで通じるくない?
でも「プラスで」というときと「プラスアルファで」というときでは、言葉の力の入り方が違う
アルファをつけるだけで何か言った感じがするというか、格好がつく
そのような言葉が日本にはたくさん隠れているのではないか
「全員野球で」の「野球」
「日にち」になんで念押しで「にち」を入れるのか意味がわからない
「紙ペーパー」紙やすりのこと。いやそういうことじゃないか。
「正直ベースで言うと~」正直に言うとでいいのに。
「一体全体どうなっているんだ」全体はなくて良い。
「ブランドイメージもへったくれも無いよ!」あんまり”へったくれ”にピンとこない
「どこもかしこも」はどこもだけでいい
「なんでもかんでも」はなんでもだけでいい
「どいつもこいつも」はどいつもだけでいい
「うんともすんとも」はうんともだけでいい
「脳味噌」脳のこと。(デイリーポータルZのメルマガより)
「頭脳」の「頭」
「ド平日」の「ド」
「ド新規」の「ド」
ド新規って言う人いますよね?
「真っ昼間」昼間でOK
「冬の味覚」の「覚」
「写真とともに紹介」は写真と紹介でいい
「事件に関する資料」事件の資料でいい
「よいよまあ」まあ、でいい(方言ですが)
「時と場合による」場合だけでも良い気がする
「3バカトリオ」は「バカトリオ」でいい
繰り返し言葉には要らない繰り返しがいっぱいある気がする
後手後手
ただただ
ほぼほぼ
蝶々
「うわ~そんなにコーヒーコーヒーしてないね!」みたいなの、無駄だけどきらいじゃない
「結構ピンク使ってるのに、ピンクピンクしてないね!」
「デジタルデジタルしてださいよね」2連続で使うと形容詞になる?
確かに形容詞ですね!連続形容詞みたいな名前がほしいですね。
「聞いて聞いて!」「ちょっとちょっと!」など念押しの繰り返し言葉もある
要らないのに語感をよくしたり誤魔化したりするためにプラスアルファする言葉
面白い的なアニメ
メディアアートやってる人は、「メディアアート的なもの作ってます」って言いがち
ちょっとコンビニ行ってくる
この本高いなしかし
別にそこまでやる必要はなかったのに
今回は使わない感じですか
こう並べるとプラスアルファ言葉は仕事で使うシチュエーションが多いな
上司と部下の会話、クライアントとの会話っぽい
平田オリザが、話す人同士の距離感が遠いほど、使われる言葉の冗長性が上がっていくと言っていた
一つの言葉には複数の意味があることが多いので、同じ意味の違う言葉を追加することで言葉の冗長性を上げて、意味の取り違えが起こらないようにしたり、「伝えようとしてますよ」という姿勢を見せているのかもしれない