第2の性格
第2の性格
私は、もともとはどちらかといえば慎重で、かつのんびりした性格だったと思う。できれば、永遠に決断なんかしたくないし、実行や行動なんてしたくないのだ。
しかし、ここで生存努力の必要な、外界の、言いかえれば世界からの圧力を受ける。
競争の圧力。
「結果」の圧力。
行動。
決断。
それで、現在の私には、変にせっかちな部分が同居している。とりあえず、何かに手を付けだしたい。暇ができると、あとでしっぺ返しがきそうでこわい。考えることの価値をつい、低く見積もってしまう。
「それが社会に適応するということだと思うし、それが大人になるってことだよ。」
まあ、そうなのかもしれない。
ただ、そこでかなりの無理がでていることは確かだ。
ここで、「すべての市民の生存と生活を無条件に保証」する政策を取ることができたとして、もちろん短期的に、部分的には、「がんばり」が減ってしまうと思うのだけど、全員の本来の性を無理させないことで、全体的な総パフォーマンスが上がるくらいの無理を、すでにしている人が多かったりするのではないかと夢想してもしまうのだ。
タグ 「すぐ次の締切り」、「すぐ次の締切り」という生き方、こわがり
from 2019/06/24