浴室の排水口まわりを洗っていた
浴室の排水口まわりを洗っていた
髪の毛受けがあって、水のトラップがあって、それらを目隠しの蓋が覆っていてというあたり。
黒い点と、ピンクのぬめりと、茶色いどろどろとしたものを、ふる歯ブラシでこすって落とす。そういう掃除箇所だ。
こういうときの、一般的な手順は、
①洗剤をつける
②よくこする
③丁寧に流す
……、とまあ、「洗って→すすぐ」というステップを踏む。で、この手順は明確に切り分けられているほうが、洗剤残りが少なくてよい。
なのだけど、ここで「こすりたい物の横から弱シャワーをかけ続けながら、歯ブラシでこすっていく」手順に変えたほうが気持ちよく作業できる。
こすった分の水あかが、その都度、透明な水で流されていき、視界がクリアになる。
今のストロークで汚れが落ちたのか、それとも狙いが回数が足りてなくて、もう一度こすらなくちゃいけないのかが、随時すぐ分かる。
次に狙うべき箇所がどこなのかも、見て分かる。
もちろん、ずっと流していることは水の無駄という意見もあるだろうし、
排水口まわりは、洗剤残りを(口に入るものに比べれば)気にしなくていいからできることだし、
そもそも、排水口まわりのぬめりは、洗剤による汚れ落としの効果が少なくて(物理的にこすることのほうが貢献量高い)、たえず流水で洗剤空間が薄まり続けることの問題も小さい、といった
そういう状況だからできることでもある。
とはいえ、なるべくフィードバックはこまめなサイクルで受け取れているほうが作業をやりやすい。
そういう場面が一つあったということだ。