対概念としての「民主主義」
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「デモクラシー」が良い意味で使われるようになったのは、17世紀以降の、啓蒙主義による自由主義及び社会契約論による。 ⇒理性主義、契約社会でないかぎり、「良い意味」としての再評価は本質的にありえなかった、とも言える。 「民衆が政治をする」ことと、「民衆のことを考えた、民衆のための政治になる」こととは、本質的に関係がなかったから
民衆のことを考えなかった政治というのは、政治体制にかかわらずほとんどなかった。
現代だと、「⇔専門知識政治」というのを対置できるかもしれない。