子供アニメの映画(劇場版)のキャッチコピーが「大人も泣ける」
子供アニメの映画(劇場版)のキャッチコピーが「大人も泣ける」になることについて。
雑感。
「大人も」
「泣ける」
個人的な感想としては、前半部の「大人も」の方は、あってもいいことだと思うんだ。
お金を出しているのは親だし、それよりなにより、
その親だって映画館に足を運ばなければならない。
一定の時間、そこに閉じ込められて話を見ていなければならない。
そしたら、大人にもある一定のサービスをするのは当たり前のことだ。って言っていいと思う。
そもそも、物語の構図とか、性格の裏と表のバランスとか、扱っているモチーフとか、そういうものを見ることができる物語erであれば、子供テレビに、
深み、とか
人生の教訓、とか
世界の真理(の断片)
を見出してしまうのは当たり前のことで、
だから、「子供向けだから」と安易に見下して流し見したりしない。ちゃんと一つの「物語」として鑑賞する。
でもねえ、それだけに「大人へのサービス」の仕方が「泣ける」だけってどうなのよ。
なにそのアプローチの貧困さ。
さらにいうと、「子供を題材に使って、大人が泣ける」って、子供にとってはあまりにも説教くさいというか、お行儀よくなりがちなんだよね。感動ポルノっていうのか?
その意味でも、ここになんかそれっぽいまとめを入れる
(入れない)(物語er)
from 20190513