アニメ主人公の配置と性別
アニメ 主人公の配置と性別
タグ 物語er、ジェンダーフェアネス
子供向けアニメを見る。
1. 主人公キャラのきょうだいバランスの話
2. どちらの性別の子供にも見てもらえる番組の主人公の性別はどちらか
子供の好みに性差はある。ジェンダーの刷り込みを極力排除していてすら。
しかし、そこまで大きな差があるわけでもなくて、男の子でも女の子でも観るという番組や絵本はある。いくらでも。
だけど、そういう場合の主人公はどうしてもミッキーマウスだとかしまじろうとか、男の子になることがどうも多い気がする。
家族モノだとそうでもないかな? サザエさんだったりちびまる子だったり。
まあ、男の子の視聴者に、人間関係のお話とか恋愛なんかをメインモチーフにしたお話は退屈になるのかな。もっとドタバタしてるか、イタズラするか、“たたかい”をしていないと。で、今度それを女の子主人公に男子サブキャラの中で先頭切ってやらせるというのは、動かす側も見守る側も気持ちよくやれないのだろうか。
じゃあ、というところで両側からの交点は想定できないだろうか。
基本的に舞台は家族というか、身近なご町内で、そこに闖入者として悪いものがやってきて、それと戦って追い払う、みたいなストーリー。その主人公として女の子。
と考えたところで、思いついた。アレだ。新・妖怪ウォッチ。
妖怪ウォッチ(シャドウサイド)
旧・妖怪ウォッチから世代交代して、主人公は天野ナツメ(♀)。エキセントリックに乱暴者だったりはしない。女子としての等身大感はある。それでいて、脇をかためる男子陣が相当に“濃い”ので、番組全体としては落ち着きすぎていない。
臆病者(怖がる反応担当):ケースケ
クール(不愛想・イケメン担当):トウマ
熱血(騒々しい、ドジ、事件に首を突っ込む担当):アキノリ
さらに、ウィスパーは相変わらずバカバカしい動きをしてくれるし、追加の妖怪サブキャラ・ミッチーは暑苦しい。
それでも、紅一点味もそれほど出ていない。
こういう感じでうまくジェンダーの境目をぼかしていける物語が、小学4年生くらいと、幼稚園年中さんくらいターゲットで色々出ててくれるといいなとは思う。
from 20180929
タグ ラノベ対象の年代までいくと、また話が違ってくる。
#子供テレビ
#『妖怪ウォッチ』
2024年追記;
NHK Eテレの、もう終わっちゃった3Dアニメによる番組で、「オトッペ」というのがあったんだけど、あれの主人公は女の子でしたね。絶妙に中性的というか、分かりにくくなっていた。