若者vs老人という概念
「若者vs老人」という構図が私の頭の中にある。
それに対して私は、まあ中年だと言われるだろう。これくらいの年代になると、わざわざ自分の年齢について思いをはせることが減るので、つい年齢自認が取り残されて、若いままの気分になってしまうが、いつの間にかそんな世代でもなくなってきた。若者でも老人でもない。でも、そんな人格があるわけでもない。 それに関して、最近、ふと不思議な感覚にとらわれたのは、いまだに「上の世代」というのがありありとイメージできるということだ。デジタルに取り残され、マスメディアに洗脳されやすく、精神論によりかかったような存在として、簡単にイメージできてしまう。 で、じゃあ自分をそれに対置する存在、“若者”として考えられるかというと、それも無理になってきた。
若者は若者で別にしっかりいる。
彼らのことは彼らのことで、やっぱりよくは分からない。
そうなると、自分の世代はなんなのだろうという感覚になってくる。
どちらの力も持っていない。
どことも連帯感のない、孤立した存在だという気分になる。 ある意味では「イクメン世代」みたいな連帯はあり得るかもしれないけど、同時にロスジェネ世代でもある。あまりにバラバラだ。 なんなのだろうなあ、自分たちは。