ユーザー辞書をあらためて見てみた
職場PC編。もちろん、難読人名なんかは、こつこつ登録してあったわけなのだが。
誤変換防止系
「おねぎあ」とタイプしたときでも、「お願い」と出るようにしてしまうと、心理的安全感が増す。
なお、私はローマ字入力です。
このパターンで入っていた例では、
くだしあ
ひつおゆ→必要
ちあおう→対応
てあいん→提案
おんがい、おんwがい→お願い
きしあ→記載
へんおう、へんkのう→変更
こんkない→今回
ございあんす、ごじあます→ございます
sかうじょ→削除
おおみます→思います
さいえあい→幸い
……みたいな例が入っていた。
さいうぃあじゃないんだね。kの後にnが呼ばれてくるのも、パッと見でよく分からん感じ。
「つちえ→ついて」……。平仮名to平仮名。
「せんtなー→センター」平仮名to片仮名。
変換しにくかった単語?
再入手
律速
可不可
人事公示
再々送
といった単語がその音読み通りに入っていた。わりと脳が自然に造語してしまう熟語だったり、一部では使われる語だったりすると、自分の頭には自然に浮かんでくるのに、すっと変換できなかったりする。「可不可の判定をしてください!」とかね。
また、漢字ではなく、英単語への変換で
appendix
committee
なんかを登録していた。これをカタカナで表記して、「アペンディックス」「コミッティー」とすると、妙に場所をとって邪魔くさいのだ。
外来語混じりの職場だと、アルファベットのまま混ぜておくほうが認知に自然な単語もある。
そう読んでいる変換
うつし→(写)
ふくむ→含:
まるがつ→○月
ばつにち→×日
らん→LAN
えくせるか→エクセル化
音が視覚をともなって頭に浮かぶとき、それを視覚加工なしに音のまま変換できたほうが便利ということですね。
あと、括弧やコロンが半角化されてイライラするのを防ぎたい意味もあったのかもしれない。
「XML化」「PDF化」なんて登録もあった。(PDFか、pdfか)。これはたぶん、「か」だけが変換されずに残るのを嫌ったのだと思う。
変わり種
さーん
でーす
でっす
まっす
チャット的用法。変換でもなんでもないんだけど、入れるだけ入れておいたら、単語の区切りを間違えられにくくなるかも、と考えたのだろう。