すごい人のすごい方法
ビジネス書というか自己啓発本というか、こういうものを読む人というのは一定数いる。
私も20代くらいそうだったし。
いくつかの面で、品質保証的な良さはある。
世界一の人は、運も才能もあっただろうけど、努力も手法も戦略も、全部ある程度ずつは優れてなかったら1番にならないわけだから、手法や戦略の研究として、まあハズレがないだろう、という予測ができる。
⇔「市井の生活者」みたいな人の達成量は、どこまでが運や才能で、どこが戦略や手法によるものかわからない。「大部分、莫大な運で生活していられる人の自分語り」を聞くのは、完全に無駄になってしまう。
しかし、デメリットというか、マイナスの側面もある。
そのやり方でうまくいったのは運だった可能性がある(コイン投げの達人に注目してしまう可能性や、逆張り・一点張りが当たった人の真似をするのはポートフォリオ戦略的には危険、など)
『ビジョナリー・カンパニー』で言うところの、“すごい会社の共通点は自社ビル”の法則を発見してしまう可能性がある。(因果関係が逆)
その人の才能に属人的な手法を、無理に自分の適性に当てはめようとしてしまい、疲労やデメリットが大きくなる