『世界が動いた「決断」の物語』の読書メモ
邦題は、シリーズとしての側面を強く打ち出すためのもので、中身とのリンクはそれほど強くない。
「『先を見通した判断』のための思考の技術」
というところか。
多様性のある会議メンバーとか悪魔の代弁者とか、フランクリンのメリットデメリット対照表とか、そういうものが紹介されるけど、ツールが必殺の武器ではない、というかあなたの悩みと私の悩みは必ず違っている、というスタンスが、最近の私の界隈の空気と馴染み良くて好感を持てる。 と同時に、4章5章で少しテイストが変わって、さらにその外側へいく。
5章が個人的には、「なぜ私たちは物語を読むのか」っぽい記事として読めて楽しかった。
大衆小説で心の理論が高まらず、文学で高まるとするならば、それは「知識や気づき」を与えてくれるからというよりは、「他者は自分と同じ、ではない」と感じさせるからではないか。 他人について考えようとする姿勢を作らせる。
僕君と世界の間にあるもの、
噂、
家族、
歴史、
キャリア、
経済、テクノロジー、文明、道徳