「俺はこういう苦労をしたんだから、お前もそういう苦労はしろ」
「俺はこういう苦労をしたんだから、お前もそういう苦労はしろ」
⇒……、こう書くと、いかにも嫁姑問題的だったり、体育会系的だったりに見える。実際、ツイッターのTLでもちょいちょい話題になって、前時代的で「軍隊みたい」という言われ方をしているのをよく見る。 老人のお説教を連想してしまうのか、日本のダメなところ扱いをされていたりもする。 確かに、人間の「正義心」って感情は、シチュエーションを限定した「怒り」の感情ってだけな部分はあるから、単に復讐心にまかせた弱いものいじめに、側から見ると見えるかもしれない。 ただ同時に思うのは、それは人生の試行錯誤の中で習得した人生訓なのではないかということだ。
「人生訓」という言葉でも古臭く感じるのなら、ゲームの「攻略法」や「必勝法」、あるいはもっと、単に「コツ」とでもいうもの。自分のつかみとったそれを、後代に伝えておこうという、そういう精神性なだけかもしれない。
「こうすればうまくいく」「こうしたらうまくいった」らというもののなかの、「本能や直感には反するが」という傾向を持つ一群。『訳もなくひるんでしまう気持ちの浮かぶところで、それを乗り越えて前に踏み出すことが、成功の秘訣みたいな。 そりゃあ、伝えようとするだろう。
それは人類の持つ、文化本能とでもいうようなものだ。
「苦しむことで鍛えられた心の力」とか「数をこなすことが、遠回りに思えても必要なステップ」とか。
そしてそれは生存者バイアスかもしれないけど、今その本人は生き延びていて、彼の見てきた落伍者達よりは成功してもいるのだろう。
例えば、私は子育てもしていて、子供の笑顔が嬉しいし、今の時代にも触れ、これからの時代についても考える。
それでも、
動画視聴の時間より読書の時間をもっと増やしてほしいし、 子供はゲームより外でも遊んでほしいとも思う。
私についても。
その優位性を示せるエビデンスや情報があるわけでもないのに、どこかでそういう直感がある。経験の中から。
直感しかないから、公に向けて主張する気はないけど(叩かれたり噛みつかれたりするの面倒くさいし。されたら反証できるものがないし)、それでも身近な人には、彼ら彼女らの幸せを願って伝える、そんな「秘密の」法則だ。
字の書き順とか、鉛筆や箸の持ち方についてはやや大らかでいるけど、それでも教えはする。
ikkiTime 2019/06/04 18:58
善意からくる、駄目な親切、というだけですらないかもしれない。 ikkiTime 2019/06/04 18:56
@rashita2 確かに。世代をずらしたいじめ返しというだけじゃないかもしれない。 世界観からくる、表現や継承かもしれない。
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「俺も苦しんだんだからお前も苦しめ」
よくよく考えたら、これ反社会的発想でしょ