因果ループ図
因果ループ図は Gerald Weinberg の素晴らしい Quality Software Management シリーズに登場する図であり、特に Book 1: Systems Thinking に詳しい。因果ループ図の主な目的は、系の要素同士がどう影響を与え合うかを説き明かすことにある。 因果ループ図には3つの要素が登場する。
・アクティビティ:単語、あるいは短いフレーズで記される。
・正の接続:2つのアクティビティをつなぐ矢印で記される。接続元のアクティビティが増加すると接続先のアクティビティも増加し、接続元のアクティビティが減少すると接続先のアクティビティも減少する関係を意味する。
・負の接続:2つのアクティビティをつなぐ矢印(白丸付き)で記される。接続元のアクティビティが増加すると接続先のアクティビティは減少し、接続元のアクティビティが減少すると接続先のアクティビティは増加する関係を意味する。